「タバコは美容の大敵!」そんなことは誰もが知っていることですが、愛煙家の方にとっては、なかなかタバコは手放せないもののようですね。
近年は20代~30代女性の喫煙者は増加しているというデータがあるそうです。「今すぐには辞められないよ…」という方も、知っておくだけでも良いので肌への影響についておさらいしておきましょう。

肌への影響はどのように現れるのか

タバコを吸い続けると、その見た目だけで「喫煙者だな」とわかるようになります。いわゆるスモーカーフェイスと呼ばれる特徴が表れてくるのです。具体的には次のような特徴の顔になってしまいます。

  • 顔が青白くて乾燥している
  • 笑うと目尻にくっきりとシワが表れる
  • クマが目立つ
  • 白目の部分が黄ばんでくる
  • 乾燥しているのに吹き出物が絶えない
  • 肌のキメが荒い
  • 紫色の唇
  • 頬がこけ、顔全体に水分がなく、しぼんだ印象

肌に表れるもの以外にも、口臭が酷くなったり歯が黄ばんだり、歯茎が痩せて歯周病を起こしている人も多いようです。上記に挙げたサインはタバコを吸わない人でも老化現象として表れてくるものですが、喫煙者の場合はこのサインが吸わない人よりも確実に早い年齢で表れてきます。
決定的な違いは、肌の「くすみ」が黒みがかった不健康な色になることです。「まだ若いから大丈夫」と思っていても、年をとった時に、その害が一気に加速して表面化してしまいます。

体の中で起こっていること

実際に見ることはできない「体内」で、タバコがどのように影響しているのかを知っておきましょう。火をつけたタバコは沢山の有害物質を放出していますが、中でも一酸化炭素は肌に深く関係してきます。
私達の血液中にあるヘモグロビンは酸素と結びついて体中に栄養を運んでいます。

ところがこの一酸化炭素を吸い込むことで、ヘモグロビンは一酸化炭素と結合し、酸素を細胞へ運ぶことができなくなります。そして細胞は酸欠状態になり、血液の流れは滞ります。
結果として、顔色の悪さや肌の乾燥を招き、さらには新陳代謝がうまくいかなくなって肌のターンオーバーも狂いだします。

また、タバコは活性酸素を体内に充満させます。活性酸素は正常な細胞を傷つけるので、体を錆びさせるものとして有名ですね。この活性酸素を除去するために大量のビタミンC、ビタミンEが消費されます。
その結果、肌を構成するコラーゲンの生成も正常に行われなくなり、いつまでたってもシミが消えない、その上シワやたるみが目立つ「老け顔」を作り出してしまうのです。

リラックス目的で吸っているタバコは、実はとても体を痛めつけていることを理解しておきましょう。肌の老化だけでなく、脳や肺、生殖器などの内臓にも悪影響を及ぼしています。
「先ずは一服」の方法を、お茶を一杯飲むことや、ガムを噛むことなどにシフトしていくことも考慮してみて下さい。10年後、20年後のあなたの健康と美しさが大きく変化することでしょう。